霊界の仕組み~ご先祖様からの戒告や人生に悪影響を及ぼす原因~

霊界というのは目に見えない世界ですし、世間一般で語られるものではありませんので、どういう世界は分からない方も多いと思います。

下記ページでは地獄界や中有霊界のお話をしましたので霊界の仕組みについては下記も併せてご覧いただければ、より実相が見えてくると思います。

死ぬまでに正しい霊界の仕組みや法則を理解しておくのこと、そうでないのとでは死んでから天地の差が開くほどに、その後の霊界修行が変わってきますのでぜひ正しいご理解をなさって下さい。

地獄界や中有霊界とはどういう場所か?│自殺は重い罪となるのが神霊界の法則
天国界に行く方法│霊国や兜率天への道

生前に多くの人を苦しめたり騙したり、悲しませた自分のご先祖様は良い霊界に行けるわけではなく、辛くて苦しい地獄霊界に行くことになるわけですが、それ相当の報いを受けるのは天地の法則、因果応報の理に沿ったものですから言い訳は一切通用しません。

ただ霊界のルールは1度罪を犯したらゲームオーバーという厳罰主義ではありませんので、改心して真面目に地獄の刑期を務めあげれば、いずれ罪は許されます。しかし問題はそれで終わりでは無いのです。

例えば、犯罪の加害者がいれば当然被害者もいるわけです。果たして犯人が厳正な裁判のもとで裁かれれば、被害者の気持ちは全てそれで癒されるのでしょうか?

これは人によって感じ方が違うと思います。むごい仕打ちを受けながらも、罪を憎んで人を憎まずで慈悲の心を持って許せる人もいれば、絶対に許すまじ…という方もいるはずです。

特に恨みが深い被害者は自分が死んだ後も、その思いを引きずる場合があるのです。

この場合、加害者が生きていれば霊は直接その相手に恨みを晴らそうとします。

既に死んで霊となった存在が生きてる人間の運命に影響を及ぼす事は霊界のルールに反しています。

しかしそれを承知で自分が味わったものと同じ苦しみを与えようとする気持ちはある程度理解できるはずです。

恨みを受ける方が身に覚えがあることですから自業自得と言える部分があります。

ところが問題は恨みを晴らそうにもその相手が死んでしまった時、そこで諦めてしまわずに恨みを加害者の子どもに向ける場合があるのです。

「俺がこんな目にあったのは、お前の親父のせいだ」と言うことで、子どもに苦しみを味わせようとする霊もいるわけです。

もし子どもが死んでしまえば、孫、そのまた子と血筋をたどって、代々その家を恨み続けていくのが怨念霊、すなわち家代々のたたり霊です。

供養が通用しない地獄霊界にいる怨念霊

また、いくら子孫が供養をしても、自分のご先祖様が犯した罪を帳消しにすることは不可能です。

そしてその罪が消えない限り、何代にもわたって、その家系に生を受けた子孫が恨み続けられ、それが子孫の人生に多大なる悪影響を及ぼし、いわゆる「不幸」な人生を余儀なくされるのです。

刑期を終えて地獄界から抜け出た先祖が子孫の運命に悪影響を及ぼす事はありますが、それは助けを求めて訴えている場合が大半です。

ですから苦しんでいる先祖の気持ちを考えて、きちんとした先祖供養やお墓参りなどをすれば根本的な解決とまではいかなくとも、ある程度は癒されることができます。

実は名家は先祖代々の悪因縁が強い

ところでこれは怨念霊にも通用するのでしょうか?

例えば信頼していた仲間に裏切られて、後ろから刺されたり、全く見覚えのない濡れ衣を着せられて牢屋に入れられ処刑された人に「供養をしますから、全て水に流して許してやってください」と言って通じるでしょうか?

実は名家と言われる長く続いている家系ほど先祖代々の因縁は深いそうです。

特に武士の家系と言うのはそれだけ罪を積んでおり、先祖に恨みを持ったり人がいると思って間違いありません。

ではごく普通の家系なら怨念霊に祟られる事はないかと言うとそうとも限りません。

先祖と言うのは過去をたどっていけば膨大な数になるので、その中には生前いろいろな悪行を重ねたご先祖様もやはりいらっしゃるわけです。

しかも1人の先祖を恨んでいる霊は一体とは限りません。

悪行の回数や種類によっては何十人、何百人、あるいは何千、何万と言う人の恨みを買っている場合だってあるわけです。

もちろん善行を積んだご先祖様もいらっしゃいますが。

霊がついた時の症状

怨念霊に祟られると言うのは具体的にどういうことなのか、一般の方はあまりピンとこないかもしれません。最もわかりやすいのが体に現れる症状です。

例えば、首が痛いとか、喉を切られるような苦しみを感じる場合、打ち首になった霊の障りである場合があります。

締め付けられるような感じがするのは首を締め付けられて殺された霊、腹を引き裂くような痛みは切腹された霊。背中に刺すような痛みを感じるのは槍で後ろから刺された霊の障り。

このように霊の感じる痛みや苦しさがそのまま憑かれた人の症状に現れるというのが比較的単純なケースです。

怨念霊と言うのは死んだときの思いをそのまま引きずっています。つまり肉体的な痛みや苦しさをずっと感じ続けているのです。

ですから霊が特に相手を苦しめてやろうと意識しなくても憑かれた人間にその感覚が伝わっていくのです。

あるいはこれが病気や怪我と言う形で現実的な災難として降りかかることもあります。

何度も同じところばかり怪我をする。

また慢性疾患や持病を長く患うと言うような場合、医学的な原因は当然ありますが霊が関係しているケースが少なくありません。

ちなみにこの世的に見れば遺伝というのは、その家系の先祖霊や悪因縁が関係している場合があります。

また、もう一つ大きいのは想念への影響です。やる気をなくす、気力が失せる、判断力が鈍る。

死にたくなる、あの種の考えに取り憑かれるようになる。そこから微妙に運命が狂わされていきます。

私たちは肉体を持つ生き物ですが、その内側には魂が宿っており怨念霊、先祖霊、浮遊霊、教団霊、地縛霊、動物霊などに憑かれるのは御魂の傷の原因となっています。

ですから、今生きている人生において悪しき霊と言われるものに憑かれない生活が肝要であり、過去世の悪霊と言われる霊を取り除く為にはワールドメイトで行っている救霊をお受けになるのが最も望ましい対応です。

ちなみにワールドメイトの救霊をご存じない方は以下のページで詳しくご説明させていただいておりますのでご参照いただければ幸いでございます。
ワールドメイトで受けられる救霊や感想(除霊との違い)

開運法則や霊界、神界をワールドメイトではもっと深い神髄の次元で学ぶことができます。ご興味ある方は遠慮なく下記のお問い合わせフォームより疑問点や不安点をお話してくださればと思います。
【お問い合わせフォームこちらから】

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

関連記事