守護霊はいるのか?背後霊が強い人の特徴とは?

私たち一人ひとりの背後には様々な霊が憑いていて、私たちの運命にかなり大きな影響を及ぼしています。

こういう話をするとと大方の人が浮遊霊や地縛霊などのマイナスの霊的な存在を思い浮かべるようです。

人の例外もなく守護霊は憑いている

私たちには誰でも背後に善なる霊がついており、365日24時間片時も休むことなく霊界からバックアップをしてくれています。

しかもついてる善霊は一体だけではありません。標準的な人で10体から15体、多い人では40体から50体、あるいはそれ以上の背後霊に守護されている人もいます。

背後から守ってくれているのは、父方、もしくは母方の霊格の高い先祖霊たちであるのが一般的です。

ここで言う霊格の高い先祖霊とは、この世に生きている間に学問、芸術、信仰などを通じて、それなりの境地を開いたり、あるいは布施行ふせぎょうなど善なる行いを通じて徳を積んだご先祖の霊を言います。

彼ら、彼女らはもちろん一定のレベル以上の霊界に住んでおり、少なくとも低級霊界に住む先祖霊が背後霊になる事はありません。

背後霊がチームを結成し、集団で守護に当たっている状態を背後霊団といいます。これらの背後霊団たちを統率する役割を担っているのが守護霊様なのです。背後霊のチームリーダー的存在が守護霊です。

守護霊様は一生の間に四~五回交替します。

その人間の前世の徳分と想念、志の大小、さらに今現在の魂の成長度合いや将来の目標などから判断して、これまでの守護霊ではちょっと相応しくない、別の個性と霊格と霊力を備えている霊のほうが相応しいとなると守護霊が交替するわけです。

一人で生きていると思わない

私たち人間は1人で生きているわけではありません。家族や親戚、友人、知人、あるいはご近所や取引先などたくさんの人々に支えられて生きています。と同時に、神霊界からのバックアップに支えられて生きているのが、私たち人間の偽らざる姿なのです。

そのことをまず私たちは強く認識する必要があります。守護霊、背後霊は本人の思想信条を問わず誰にでも必ずついています。

24時間365日、1日の休みもなく社会保険も年金もなく、さらには給料もボーナスも有給休暇もなく常に私たちを見守り続けてくれています。

私たちがこの世に生まれてくるのは魂の成長を遂げる為ですが、神様はこの世を秩序や平和、調和で満たされたエデンの園をもう一度作ろうとされているわけです。

エデンの園とは法華経で言えば甘露台かんろだい、密教で言えば三眼国土さんげんこくど。仏教で言えば弥勒の世みろくのよ、キリスト教で言えば地上天国です。

こういった世の中を作る為には我々がこのブログで述べているような天地の法則を学び、個人を社会を正しい方向に進ませる必要があります。

その方向に進ませる為に守護霊様は私たちが良き方向に成長するよう教育係としてご守護頂いているのです。

こんなにありがたい存在なのですが、この守護霊様、背後霊の存在に気づいているのは、残念ながらごくごく少数であるのが現実です。

霊能者

霊と言うのは、限られた特別の人にしか見えず、一般の人には見えないようになっています。

その特別な人がいわゆる霊能者と呼ばれる人々なのですが、別に霊が見えるからといって偉いわけではありません。一口に霊能者と言っても様々なランクがあるのです。

霊能者によっては「あなたのお母さんが守護霊になってあなたを見守ってくれています」と言う人がいますが、まだ亡くなって何年も経っていないお母さんが守護霊になることななどあり得ません。

霊界の法則で肉体を失った霊が人間の体につく事は厳しく禁じられており、たとえ先祖の霊でも勝手に子孫に憑く事は許されないのです。

つまり、守護霊と言うのは自分の意思で子孫を守護しているのではなく、神様から特別な使命を受けてその任務を遂行するためについているのです。

したがって、「あなたのお母さんが守護霊になっている」などと言う霊能者がいたら、その霊能者は霊界の基本的な法則を知らない人であると言わざる得ません。

また「あなたには、守護霊はついていないとか、まぶしく光り輝いていて見えない」と言う霊能者もいるようですが、守護霊、背後霊たちの方がその霊能者より霊格が高いからそう言うのです。

霊界では上から下は見渡せますが、下から上を覗き見ることはできません。ですから、邪霊、悪霊の類なら見えるものの、守護霊が見えない霊能者が圧倒的に多いのです。

守護霊は正神界へつながる窓口

守護霊になるためには、世の為、人の為に尽くして、第三天国以上の霊界に行った霊であることが条件になります。※天国の内容については別の項で詳しく述べます。

しかも、高度な見地から守護、善導するには、自分が守護すべき人物の前世(過去)・今世・来世まですべて見通せる能力を備えなければならず、霊界で特別な修業を受けることが義務付けられており、その修業は大体200年から300年かかります。

一般的に守護霊になる霊は7代~11代前のご先祖で、生前、僧侶や学者、武士などだった人が守護霊になることが多いです。

ただし、くといっても、背中にべたっと張り付いているわけではありません。

普段は霊界から見守っていて必要に応じてパッと降りて、危機一髪のところを救ったり正しく導くと言うのが守護霊のあり方です。

霊界と言うのは時空を超越した世界ですから、その間の0.00000秒と言う速度です。一般の霊は、お盆や回帰供養など特別に許された期間しか現実界に降りてくることはできませんが、霊格の高い守護霊は霊界と現実界の間を自由に行き来できるのです。

守護霊様の役目とは一言で言えば、私たちの”魂の教育係”と言うことになります。ただ、見守るだけでなく必要に応じて手を貸し、わからない事は丁寧に教えてくれます。マンツーマンの個人的指導者と考えて良いでしょう。

守護霊の数が多い人や強い人

守護霊がたくさん憑いている人というのは前世、前々世などで大きな功を積んで、今世で大きな使命や役割を持った方であることが多く、また大きな事に取り組んでいる方などです。

例えば大きな事業を起こしている起業家であったり、有名な政治家、芸術家など過去世で徳分をかなり積まれているので守護霊が強い人であると言えます。

また守護霊は本人がやる気になっている時でしか守護してはならないと決められています。

前述しましたように私たちは魂の成長、霊性の向上の為に、今地球上に存在しているわけであり、自堕落な生活を送っているというのは目的から反しているわけです。

ですからそのような時に手取り足取り何でも守護をしていると成長どころか、守護霊に頼り切る人生となるわけですから、そういった時は決して具体的に答えやヒントは与えてくださいません。

もちろん人生には運勢の波もあるので、いつ如何なる時も努力や研鑽をしなければならないというわけではありませんが、何か目標を持って邁進している時は篤いご守護を頂けます。

そしてギリギリまで努力をして絶叫したくなるほどの境地に来れば明確な答えであったり、努力の方向性など最低限度のヒントを与えてくださいます。

霊的な分野に馴染みのない方からすると、このようなお話は滑稽かもしれませんが、実際にそうなのです。

元々は人間

守護霊様も元は人間ですから生きるということがどれほど大変かはご存じですし、少し怠けたくらいで指導が入るわけではありません。あまりにも酷い場合は罰を与えるということではなく、改心を促す為に災いが起こったりします。

守護霊様は守護霊様で神様から託されているわけであり、使命と義務がありますので、私たちには私たちの願いがあるように守護霊様、神様にも願いがあることを忘れてはいけません。

そして対象がどんな存在であっても感謝の気持ちを決しては忘れてはなりません。そういった感謝の習慣も人格形成、魂の成長と密接に関係しています。

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